インフルエンザワクチンとは何なのか
インフルエンザシーズン到来ですね。
当院にもチラホラとインフル患者さんが来ています。
よく質問されるのは、
インフルエンザワクチンってどのくらい効くの?
っていうことですね。
インフルエンザワクチンっていうのは、
インフルエンザにかからなくするもの ではなく
「インフルエンザにかかった時に重症になりにくくするもの」
なんです。
なので、「打ったのに去年かかったから、今年受けない。」っていうのはちょいと違います。
とくに、高齢の方、小さなお子さん、免疫力が落ちている方(癌、ステロイド内服、糖尿病、自己免疫疾患…)、またはそれらの方と同居している方
ぜひインフルエンザワクチン打ってくださいね。
13歳以上は1回でOKですよ
重症のインフルエンザって言われても難しいと思うのですが、
こじらせて肺炎になったり、脳炎を起こしたりしているものが、重症です。
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インフルエンザの治療薬も飲まなくても良いです
半日〜1日くらい、熱が早く下がるかなどうかな、っていうレベルですので、
熱が出て具合が悪いのにわざわざインフルエンザの人がたくさん来ているかもしれない外来に来る必要はないんです。
でも、癌治療中の方、ステロイド内服中の方、糖尿病の方、自己免疫疾患の方、、、などは
免疫力が落ちていて通常よりも重症化しやすいため、受診した方がよいと思います。
インフルエンザの話は最近いろんなところで目にできますので、このくらいに。
では。